注文住宅を建てるのは初めての方が多いと思います。初めてのことだからわからないことだらけ、だから建築に詳しい人に住まいづくりを相談したいと思う方も多いと思います。注文住宅を建てる際、気を付けなくてはいけないこととは。
土地のパフォーマンスを正しく読み取り、土地の特徴に合わせた設計ができるかどうかが良いプランと悪いプランの分かれ道となります。土地をしっかり読み込むことのできる工務店担当者や設計事務所のチェックが必要となります。
土地の形状や高低差の確認は建築予算に大きく影響します。敷地の方角や接道状況は、日射の取得や遮蔽・通風・プライバシーの確保など各々の好みに合ったライフスタイルを実現する設計に関係します。
ネットから住まいづくりの情報がたくさん取得できる反面、本当のニーズを見失ってしまっていることも多いです。固定概念や既成概念、ネット上の情報に囚われてしまい本当の要求品質にたどり着けないと間違った住まいづくりとなってしまいます。
顕在化しているニーズはしっかりとチェックし、潜在的なニーズにもしっかりとアクセスする必要があります。さらには、中長期の未来の変化にも視野を広げ可変性のある設計計画を立案していかなくてはなりません。
住宅性能は、皆様の暮らし方に直結します。どんなにデザインが良くて間取りが広くても、夏暑くて冬寒い家は楽しくありません。過度な設備に頼った住宅性能もランニングコストの増大につながり、家計を直撃します。耐震性能が低い建物では安全・安心な暮らしは確保されません。住宅性能の確保は、豊かな暮らしに直結すると考えています。
どんなに良い住まいが手に入ったとしても予算オーバーでは意味がありません。一生に一度の買い物だからこそ、ありとあらゆることをやりたくなり、ついつい力が入ってしまいます。そのことを防ぐためにも、適切な資金計画に導いてくれる工務店担当者が必要で、一緒に正しいコストコントロールを行っていく必要があります。